HOME > 初めての方へ~検品・検針をアウトソーシングするメリット~
プレシャス・インフィニティ・ジャパン(PIJ)株式会社は、検品・検針作業を通してお客様に安全性と品質が確保されたアパレル商品をお届けすることを使命とする会社です。
こちらでは、検品・検針作業をアウトソーシング(外部委託)するメリットとお問い合わせからの流れについてご紹介します。
プレシャス・インフィニティ・ジャパン(PIJ)株式会社は、検品・検針作業を通してお客様に安全性と品質が確保されたアパレル商品をお届けすることを使命とする会社です。
お問い合わせの中で、海外で買ってきた商品を実店舗やネットショップで売りたいのですが、検品や検針をした方がいいですか?と言うお問い合わせをよくいただきますので、ここでは通関業務に関する事は端折って、輸入アパレル商品を販売するにあたって必要な事と、検品・検針作業をアウトソーシング(外部委託)するメリットとお問い合わせからの流れについてご紹介します。
あなたのお客様がまた買ってくれる理由
検品・検針をした方がいいですか?というご質問をよくいただきます。
近年、中国や東南アジア諸国等の工場で生産したアパレル商品から、マチ針やミシン針などが見つかるという事例が後を絶ちません。また、縫製のほつれ、生地のピリング(毛玉)やスナッグ(糸引け)、穴、汚れ、付属品の不備などがあるために販売できない商品も数多くあります。もしこうしたことに気づかずに商品がお客様の手に渡ったら、その方はどう思うでしょうか?
たとえ、お値段が安いものでも欠陥品には誰もお金を払いたくはないでしょう。
ですから、そうした異物・危険物が混入した商品や品質の悪い商品を見つけ出し、優良品だけを選別する検品・検針という作業は、エンドユーザーにあなたを信頼し安心して、また買っていただくための必須条件であると言えるのです。
ミシンの折れ針などでお客様が怪我をすればPL法という法律が適用されて損害賠償にも発展することだってあるのです。
弊社では、検針機で反応があった物や、最初から検針機に反応してしまう商品等はX線検針機にて、X線透視検査する事で商品の安全性を確認しています。
X線検針機についてはこちらをご覧ください。
ちょっと待ってください!
では、検品・検針さえすれば販売できるのでしょうか?
残念ながらそれだけでは販売することはできません。
日本国内で一般消費者に対し家庭用品品質表示法の対象となる繊維製品(国内生産品、輸入品を問わず)の販売を行う場合には、家庭用品品質表示法に基づいた表示が必要になります。
お問い合わせをいただいた方の中には、すでについている品質表示に追加して、ご自分の社名やショップ等のネームタグをつければそのまま販売できると思われている方も少なく無いのですが、品質表示内容には書かれている内容に責任を持てる表示者名(日本国内に営業拠点のある輸入業者、販売業者、表示業者のいずれか)と連絡先、繊維の組成、家庭洗濯等取扱方法などを、消費者に見やすく分かりやすいように、表示言語は日本語での表示が必要になります。
製品別品質表示の手引き
※こちらは消費者庁のサイトになりますが、細かく分類されたものが載っていますので、ご参考にして下さい。
品質表示が外国語であったり、付いてない場合は?
外国語で書かれている品質表示に関しては、日本語に訳した新しい品質表示を作成すればいいのですが、問題は品質表示が付いていない場合です。
購入元(メーカー)等に問い合せできればそれで済みますが、できない場合は、その商品を検査機関にて、どのような組成であるかを検査する事が必要になります。
※検査の際、生地を切りますので、1着潰す事になります事にご了承いただきます。
弊社では、外国語の品質表示の日本語変換、品質表示の作成、検査機関への検査依頼代行などを小ロットから大ロットまでお引き受けいたしておりますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
さぁ売ってください!
品質表示が無事作成できましたら、品質表示付けや、検品で出た不良品(B品)の格上げ補修、アイロンプレス、たたみ袋入れ、アソート等のお客様ご希望の各種流通加工をさせていただきます。
一口に「検品・検針」といっても、実際の作業は多岐にわたります。
発送までの主な作業内容は以下をご覧ください。
入荷後検針 | 検品 | 工場返品 | 補修 |
プレス加工 | 付属品確認 | 包装・梱包 | 出荷前検針 |
これらの専門作業をすべて行うとなると、かなりの時間と手間が必要になります。
しかし設備が整った工場にアウトソーシングすれば、シャツやパンツ、コート、スーツ、子供服、下着、皮製品、バッグ、靴、ぬいぐるみなど、それぞれの商品に最適な検品・検針を短期間で行うことが可能です。
弊社に検品・検針をアウトソーシングしていただくと、さまざまなメリットがあります。
衣類からアクセサリーまで、さまざまなファッションアイテムに対応できます
バイヤーや生産企画業務を経験したアパレル業界出身のスタッフが、細部まで検品します
実績はのべ1,000万点以上。大手アパレルメーカーの検品・検針も行っています
自社工場で不良品を補修し、販売できる良質な商品に格上げします
業者によっては断られることもある、100以下の小ロットにも対応します
日数がかかる大ロットの検品・検針では、進捗を担当者様と共有するので安心です
弊社へ検品・検針をご依頼いただいてから納品までの流れをご紹介します。
Step1 ご依頼 | お気軽にお問い合わせください |
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Step2 ご契約 | 商品数や納品日、配送先などを決め、ご契約いただきます |
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Step3 入荷 | 納品書通りの商品名・商品数であることを確認します |
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Step4 入荷後検針 | 各種検針機を使い、1点ずつ針の混入がないか調べます |
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Step5 検品 | ほつれ、傷み、汚れなどがないか細かく調べます |
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Step6 工場返品 | 補修が不可能な状態の不良品は返品します |
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Step7 補修 | 補修が可能な状態の不良品を販売できる品質に仕立てます(格上げ) |
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Step8 プレス・アイロン | プレス加工やアイロン仕上げをします |
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Step9 付属品確認 | 付属品を取り付け、商品を納品できる状態にします |
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Step10 包装・梱包 | 自動包装機で商品にビニールがけをします |
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Step11 X線検査 | ご要望に応じて、販売用に包装した商品をX線検査します |
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Step12 出荷前検針 | 針の混入がないか、1点ずつ最終チェックをします |
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Step13 出荷前作業 | 出荷伝票、納品書、請求書、送り状などを作成します |
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Step14 出荷 | 商品と納品伝票を発送します |
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※ご依頼の内容および検品・検針の結果によって、省略される工程もあります